砥ぎ出し水洗 vol.5…単水栓&アイアン脚…

本日は雨ですねー。
昨日のうちに、庭先にある小物たちや道具などなど、飛ばされそうなものは片付けましたが…。
台風はどうなるかな?!
この雨&台風で、今日は久しぶりにちびさんと近所のファームスクールに参加予定でしたが、雨で中止です(>_<)
サンプルやパソコン系の、やらなきゃいけないことが溜っているので…
少しでも進められるか?!

ここも1週間サボってましたが、今週も現場週間でした。
楽しかった荒壁現場も終わって、金曜からは親方の応援仕事で都内をうろうろしています。
火曜日からは赤坂サカスの店舗で、仕上げ壁工事。
赤坂サカスのオープン前工事以来だから、6年ぶりか?!
久しぶりに会える監督さんがいるかもしれないので、ちょっと楽しみ(^^)v

さてさて、本題。
今日は砥ぎ出し水洗 vol.5。
順番的に、砥ぎの話かもしれないけど、砥ぎ中の写真がないのです(笑)
なので、先に単水栓やアイアン脚の紹介です。
あっ、前回の塗り付けと、粗砥ぎまでは、MIKIさんと大学で作業してましたが、その後はmarumo工房の方で引き継ぎ、自宅作業です(^_^;)
まず、これまでの記事はこちらから。
砥ぎ出し水洗 vol.1…打ち合わせ…
砥ぎ出し水洗 vol.2…既存水洗ボールの取り外し…
砥ぎ出し水洗 vol.3…下地…
砥ぎ出し水洗 vol.4…塗り付け…

今回の仕事は、砥ぎ出し水洗ボールを制作するだけではなく、設置も全てでした。
現場では、基本的に配管の納まりとか、単水栓の設置は水道屋さんの仕事。
それを選ぶのは設計屋さんの仕事だし…
なので、砥ぎ出しボールを制作するより、初めての納まる単水栓選びや、脚の設置をどうするかの方が神経を使いました((+_+))

まずは単水栓選び。
もちろんお客さんの好みや、使いやすさも大切ですが…
そもそも、砥ぎ出しの洗面ボールに設置できるものかどうかがポイント。
単水栓って、板に取り付けることが多いのか、有効の板厚として表記されています。
86水洗調整
砥ぎ出しボールは、割れなどが入らないように、その単水栓取り付け部が厚めです。
厚みの有効が35mm以上のもの、30~40mmと取り付けの有効幅が大きい単水栓を探していたのですが…
取り付け対象が板だからか、有効幅が20mm以内の物、25mmとか30mmとか有効幅の無いものが多かったのです。
ネットで、気になった単水栓を見つけては図面チェック、を繰り返していましたが…

最終的にはお客さんの見つけたのもに決定(笑)
お客さんの見つけてくれた、ドイツのハンザ社のものは、その有効幅が40mmまであり、給水の自在ホース付!!
安心して取り付けができそうなものでした!
いざ、製品が届き、試してみると…
取り付けの際に必要な部品で、写真にある白い輪。
これが穴に納まらないといけなかったのですが、入らず(-_-;)
出勤前に、毎朝ルーターで削る作業をしていた時期がありました(笑)
ついでに排水部も、凹みの厚みが足りなかったようで、地味にルーター作業(>_<)
86単水栓
そうこうして、取り付けたのがこちら。
吐出し部にハンドルがついた、おしゃれさんです♪
水道屋さんなら、ちゃちゃっと作業なんだろうな(笑)

86アイアン脚
そしてのこの、アイアンの脚!!
めっちゃおしゃれさんです。
これは、斎藤史門さんという方の作品。
お客さんが知り合いだったということで、お客さん自らが斎藤史門さんの工房に足を運び、作って頂きました!
marumoも最低限のこういう形で、こういう寸法でというのはFAXと電話でやり取りはしたんですが…
そのやりとりで、こんな素敵なものになるとは…やっぱり芸術家の方のイメージってすごい。
次回は水洗の全容です♪♪

 

にほんブログ村 住まいブログ 左官へ
にほんブログ村 住まいブログ DIYへ

Comments are closed.